家づくりで大事にした『自分たちの納得できる生活』

どうも、ニョウです。

さて、今回は僕が注文住宅を選択する際に大事にした『自分たちの納得できる生活』についてお話させていただきます。

理想と現実

はじめに…

「納得できる生活」=「理想の生活」ではありません。

そりゃ、高い理想を持つのは普通ですし、それを目指して努力するというのは何事においても大事なことだと思います。

しかしながら、資金面であったり、地域性であったり、一人で生活する訳ではないので家族への配慮であったり、どこかで「現実」と向き合い妥協する点も出てくるわけです。 タイトルを「自分たちの納得できる生活」としたのは、そんな理想と現実を突き合わせる作業が重要であったと感じたからでもあります。

理想の生活

まず、我が家の『理想の生活』を考えました。

この「理想」は、注文住宅の間取りを考える上でも重要になりますし、その末に建った我が家には満足しています。

  • 子供が騒音を気にせずのびのびと生活できる
  • 子供が外で遊べる
  • 地域の温かみが感じられる
  • 自然が豊かな場所
  • 脚の不自由な高齢者も住める
  • 公共交通機関が使いやすい
  • 自家用車(2台)を停めやすい
  • 暖かい家がいい
  • 子供の教育資金&老後へ向けた貯蓄をしたい
  • 家族のコミュニケーションを大切にしたい
  • 個人のプライバシーに配慮したい

こんなところでしょうか。
平凡というかなんというか、それほど高い理想はもっていませんでしたね(笑)
でも大事なことです。

ある程度は住宅仕様で対応できますが、現実として「立地」と「資金計画」の2つはしっかりと考えなければいけません。

【現実1】立地

いきなりですが、僕は【自分が育った環境】が好きです。
ほどよい田舎感というか、、、んー、伝わりづらいですね(笑)

例えば、

  • あまり車が通らない
  • 夜になると虫やカエルがうるさい(慣れると心地いい)
  • 住民同士の仲がいい
  • 山や川などの自然が身近にある
  • その辺で山菜が採れる
  • コンビニまで車で5分、スーパーまでは15分
  • 路線バスは1~2時間に1本
  • 野生のリスやタヌキ、ウサギがいる
  • 熊、猿、鹿なんかもいる(怖い)

こんな感じです。
不便なことのほうが多いでしょうけど、そんな環境で育って僕は良かったと思っています。
なので、「自分の子供にも似た環境で育ってもらいたい」という想い(エゴ)は持っていました。

我が家では縁もあって、結果として実家にわりと近い土地に建てることになったのですが…
妻には渋々納得してもらった感じです(笑)

【現実2】資金計画

とにかく、これが一番の難所というか…
新築の予算に大きく影響してくるので、結婚するときよりも(?)かなり深く考えました。

  • 住宅ローン/家賃
  • 生活費(食費、光熱水費、通信費 等)
  • 各種保険(生命保険、学資保険 等)
  • 教育資金
  • 貯蓄
  • 自動車関係(ガソリン代、保険代、購入・修理費、車検 等)
  • (新築の場合は)住宅修繕費

など、とにかく考えられる出費を洗い出し、50年先までのシミュレーションをしました。
住宅ローンについては、返済年数や借入額について何パターンか設定し、それぞれシミュレーションしました。
もちろん、人生は予定通りにはいかないので、下振れる前提の少し余裕を持たせた計画にしています。 後は、「理想の生活」を実現するためにどの程度まで許容できるかです。

まとめ

上記のように理想と現実を突合せた結果で、我が家では「注文住宅での新築」について最終決定しました。

多くの人にとって、家を建てるということは、老後も含めた将来にわたり影響する一大イベントです。
特に資金計画についてはそれなりに大変な作業になりますが、家づくりと、その後の生活のベースになる部分なので、これから新築を考えている方には気合いを入れて取り組んでもらいたいところです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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